はじめての外貨預金入門
外貨預金ってなに?
外貨預金とは、日本円以外の外国通貨で預金する商品です。
円預金と同様に「外貨普通預金」、「外貨定期預金」があります。
基本的な仕組みは円預金と同じですが、適用される金利が通貨ごとに異なる点や為替相場の変動により為替差益・為替差損が生じる点など円預金と異なる部分があります。
北陸銀行では、すべての支店・出張所(ほくぎんプラザおよびローンプラザ除く)やインターネットバンキング「ほくぎんダイレクトA」で取引ができますので手軽に始めることができます。
※支店・出張所等の店頭で作成する場合と、インターネットバンキング上で作成する場合とでは、お取扱いできる内容が異なります。インターネットバンキングでの外貨預金のお取扱いについては、こちらをご確認ください。
外貨預金のメリット・デメリット
外貨預金は金利(利息)と為替差益(為替相場が預入時よりも円安水準時発生)が期待できます。
外貨預金は為替相場が預入時より円高水準の場合、為替差損が発生する恐れがあります。
また、預入、払出相場には、それぞれ為替手数料が含まれるため、たとえ相場が変動しなくても円貨ベースで元本割れする恐れがあります。
- ※詳しくは「注意していただきたいこと」をご覧ください。
外貨預金を上手に利用する 3つのポイント
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余裕資金で運用を
外貨預金はリスクが伴うため、当面使う予定のない余裕資金での運用をお勧めいたします。
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通貨による特徴を考えよう
通貨によって金利や為替変動は異なります。特徴を考慮しながら通貨を選びましょう。
例えば以下の通貨は一般的に次のような特徴があるとされています。
米ドル- 世界の基軸通貨として流通
- 情報を取得しやすく、相場判断の助けとなる
ユーロ- 米ドルに次いで第二の基軸通貨として流通
- イギリスを除くEU主要国の統一通貨
豪ドル- 比較的高金利
- 為替相場の変動が比較的大きい
北陸銀行では13の通貨を取り扱っております
米ドル
ユーロ
豪ドル
英ポンド
カナダ・ドル
スイス・フラン
中国元
香港ドル
ニュージーランド・ドル
シンガポール・ドル
タイ・バーツ
スウェーデン・クローネ
ノルウェー・クローネ※ほくぎんダイレクトAでは米ドル、ユーロ、豪ドル、中国元のみ
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通貨・タイミングを分散しよう
分散投資とは、複数の金融商品に対してお金を分けて預けることによって金融資産全体の価値の変動リスクを分散する手法です。
外貨預金では1つの通貨だけでなく複数の通貨をあわせて購入することがリスク分散の手法といえます。
また、通貨だけでなく購入するタイミングを分散することによって為替変動リスクを抑えることが期待できます。北陸銀行では、円貨普通預金から外貨普通預金へ毎月ご指定日に定額の自動振替を行う「外貨積立サービス」をご利用いただくことによって、外貨購入のタイミングを分散しながら運用を行うことが出来ます。
注意していただきたいこと
1. 為替変動により元本割れとなる可能性があります
2. 為替手数料により元本割れとなる可能性があります
外貨の売買には為替手数料がかかります。TTS(円貨から外貨に替えるレート)とTTB(外貨から円貨に替えるレート)には為替手数料が含まれているため、為替相場に変動が無い場合でも払戻時に円貨受取金額が預入時円貨払出金額を下回り、元本割れの可能性があります。
TTSレートとTTBレートについて
米ドルの場合 公表相場(仲値)1ドル=99円と仮定
※10万米ドル相当額以上のお預け入れの場合は、原則、市場実勢為替相場を用います。くわしくは窓口までお問い合わせください。
3. 預金保険の対象外です
外貨預金は預金保険の対象外です。