資産運用
2021年00月00日
NISAを活用して投資信託を購入したものの、基準価額が下がってしまい悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、投資信託の基準価額が下がったときの対応方法を解説します。
※本内容は投資の考え方のひとつを示すもので、投資に関するご判断はご自身でお願いします。
投資信託の購入にはリスクが伴う以上、購入したときよりも基準価額が下がってしまう可能性があります。基準価額が下がりマイナスになると、焦って売却したくなるかもしれませんが、安易に売却するべきではありません。
なぜなら、基準価額が下がっているタイミングで売却すると、元本割れしてしまう可能性があるためです。元本割れとは、買ったときの価値を下回ることを指します。つまり、損失が出てしまう、ということです。
損失が出るだけでなく、万が一その後基準価額が上昇した場合、保有していたら得られた利益を逃してしまいます。このように、基準価額が下がっている状態で売却すると、経済的に損をしてしまう可能性がある点には注意が必要です。
それでは、基準価額が下がったらどのように対応すればよいのでしょうか?以下で、具体的な対応策を解説します。
下落が起きても、気にしすぎないようにするのがよいでしょう。先ほどもお伝えしたように、基準価額が下がっているときに売却すると、損失が出るだけでなく将来の利益も得られなくなる可能性もあります。
基準価額が下落したときは買付価格も下がるため、安く購入できるチャンスとも考えられます。コツコツと長期的に投資を続けることを意識するとよいでしょう。
基準価額が下がっているときは、価格が低くなっているため、購入する量を増やすことを検討するのもよいでしょう。下落している局面では、同じ購入金額でもより多くの量を購入できます。その後に基準価額が回復したとき大きな利益を得られるため、チャンスの局面とも考えられるでしょう。
将来的に利益を得るためにも、コツコツと積立投資を継続し、可能であれば購入額を増やすことも検討してみましょう。
運用状況を確認して、必要に応じて積立額や購入する商品を見直しましょう。現在の運用状況は、口座を開設している金融機関の窓口や銀行アプリやインターネットバンキングなどで確認できます。
窓口で相談する場合は、担当者に「どのように対応すべきか」を聞いてみるのもよいでしょう。
NISAで投資信託を購入したあと、基準価額が下がりマイナスの状況になってしまうことがあります。安易に売却すると損失が出る可能性もあり、その後の回復局面で得られる利益を逃してしまうため、気を付けましょう。
長期的に見れば、一時的に価格が下がっても安易に売却しないほうが、よい結果に結びつくこともあるでしょう。基準価額が下がっても気にしすぎず、逆に利益が大きくなるチャンスと考えてみてください。
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