資産運用
2021年00月00日
投資の経験がない初心者の方は、資産運用をしようと思っても何をどう始めれば良いのかいまいちピンとこないかもしれません。
この記事では、投資初心者の方向けに投資商品の基礎知識や、投資のはじめかた、取引の流れについて解説します。初心者の方でも安心して投資をはじめられるよう、正しい知識を身につけましょう。
投資と一言にいっても、その種類はさまざまで、それぞれ特徴が異なります。
まずは主な投資商品の種類と特徴をチェックするところからスタートしましょう。
ここでは代表的な投資商品を3つご紹介します。
●仕組み
国が発行している債券(=国債)を購入し、一定期間保有することで定期的に利子を得たり、満期で元本を返済してもらえる商品です。
●必要な資金
個人向け国債は1万円から購入可能で、金融機関からの購入だけでなく、個人間でも取引または相続が可能です。
●リスク度合い
個人向け国債は元本保証がありますので、投資した元金以下になることはありません。その一方で、購入後1年間は原則途中換金(解約)することができません。また、金利は0.05%程度と、以降に紹介する金融商品と比較すると低い水準にあるといえます。
●仕組み
複数の投資家たちから集めた資金をもとに、資産運用のプロである運用会社が投資家の代わりに投資・運用を行う商品です。
●必要な資金
たくさんの投資家から資金を集めるので、1人あたりの購入金額が抑えられ、5,000円程度の少額から投資することが可能です。
●リスク度合い
運用はプロに一任できるため、投資の知識や経験がない初心者の方でもリスクを抑えて資産運用ができます。
●仕組み
企業が発行した株券を投資家が売買したり、配当金を受け取ったりして資産運用を行う商品です。
●必要な資金
最低売買単位が100株と決められているため、有名な銘柄を購入したいと思うとまとまった資金が必要になります。
●リスク度合い
投資信託と比べると、価格変動リスクが大きいためタイミングを誤ると損をする可能性も高いといえます。安定した運用をするためには株式投資に関してある程度の知識が求められます。
一方で、購入時より高くなったタイミングで売却すれば、ハイリターンを狙うことができます。
資産運用における代表的な投資商品として、個人向け国債、投資信託、株式をご紹介しましたが、投資の知識・経験ともに少ない初心者が始めるのなら、投資信託を選ぶのがおすすめです。
投資信託は5,000円程度からと比較的少ない金額から気軽に投資をスタートすることが可能です。
また、多くの投資家から資金を集めて、それを元に運用する投資信託なら、国内外の株式や債券など、複数の銘柄に分散投資することができるので、1つの銘柄で損失が出てしまっても他の銘柄で損失をカバーすることができ、リスクを抑えることができます。
投資家は銀行や証券会社などの販売会社を通じて投資信託を購入しますが、実際の運用はプロが代行するため、投資の知識・経験が浅い初心者にうってつけの商品といえるでしょう。
ただし、株式などに比べるとリスクが抑えられるぶん、大きなリターンも得にくくなっており、長い目で運用する必要があります。また、初心者向けの投資信託でも、リスクやデメリットは存在しますので、資産運用を始めるなら、事前に最低限の知識を学んでおきましょう。
投資信託を始めるにあたって、取引を始めてから利益を得るための流れをご紹介します。
まずは投資信託を取り扱っている銀行や証券会社などの金融機関で、口座を開設します。
口座といっても普通預金口座と投資信託の口座は異なるので、専用の口座を開設する必要があります。
もともと投資信託口座を持っている場合はそれを利用してもかまいませんが、投資信託の利益が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
源泉徴収ありの特定口座を開設すれば、確定申告の手間を省けますので、中・長期での投資信託を検討している場合は、特定口座を開設することをおすすめします。
投資信託の税金や確定申告について、くわしくはこちらをご覧ください。
投資信託口座を開設できたら、自分の好みやニーズに合った投資信託を選び、購入します。
投資信託の種類によって信託報酬の額や信託財産留保額の有無に違いがありますので、あらかじめ投資信託の詳細を記した「投資信託説明書(目論見書)」に目を通しておきましょう。
また、投資信託の購入時には所定の手数料がかかります。
投資信託にかかる手数料について、くわしくはこちらをご覧ください。
投資信託を購入し、決算日を迎えると、運用の成果に応じて分配金が支払われます。
販売会社からは、投資信託がどのように運用され、どんな結果になったかを記した「運用報告書」が年に1~2回のペースで作成・交付されます。
投資信託はいつでも換金(解約)することが可能です。
販売会社に換金を申し込めば、原則として数営業日以内に代金が支払われます。
なお、投資信託によっては換金(解約)できない期間(クローズド期間)を設けているところもあります。
また、商品によっては換金(解約)時に信託財産留保額の支払いが発生するものもありますので、事前に投資信託説明書で確認しておきましょう。
投資信託の償還とは、投資信託の運用期間が終わり、清算して、投資家に対して償還金と呼ばれるお金を返上することです。
投資信託の償還日を迎えると、販売会社から償還金のお知らせが送付されると共に、投資家が預け入れていた信託財産が返還されます。
商品によっては償還時期を定めておらず、換金(解約)を申し込まない限り、ずっと保有し続けられるものもあります。
投資信託は株式投資などに比べるとローリスクの金融商品ですが、まったく知識のないままスタートすると、思わぬ損害を出してしまうこともあります。
初めての投資信託で失敗しないために、以下3つのポイントを押さえてから資産運用を始めましょう。
投資信託は預貯金とは異なり、元本保証のない商品ですので、手元の資金をすべてつぎ込むと、家計や将来のライフプランに打撃を与えてしまうおそれがあります。
投資信託は余裕資金で購入し、日常の生活に支障の出ない範囲でまずは堅実に運用しましょう。
投資信託も株式投資同様、リスクがゼロではありません。初心者におすすめとはいえ、メリットにばかり目を向けて投資をスタートするのは危険です。
投資にあたっては、必ずリスクがあることを心に留め、資産運用の目的に合わせた無理のない運用を心掛けましょう。
投資信託は株式投資に比べてリスクが抑えられるぶん、大きなリターンも得にくいです。しかし、長期で運用していくことによる複利効果からリターンを得ることが期待できます。そのため、投資信託は基本的に中・長期での運用が良いと言われています。
特に初心者の方は、まとめて一気に購入するよりも、一定金額で定期的に投資をする積立型の運用を行うのがおすすめです。
なぜなら、積立で毎月一定額を購入していくと、安い時は多く、高い時は少なく買い付けられるので、購入単価が自然に均等化されていき、リスク分散につながるからです。
初心者の方はなかなか購入のタイミングをつかみにくく、高値の時に買い付けてしまうミスを犯しやすいので、少額からでもコツコツ積み立てて長期的な視野で運用した方が時間的なリスク分散が可能で、より安定した運用が行えます。
資産運用のための投資商品は複数ありますが、株式投資は大きなリターンを得られる期待もある反面、相応のリスクを背負うことになります。
一方、投資信託は5,000円程度の少額から投資できるほか、リスクを抑えて資産運用することが可能です。
また、投資・運用はプロが代行してくれるので、投資経験のない初心者の方にもおすすめです。
口座開設の申込はインターネットやアプリから簡単に行えますので、まずは気軽に投資信託を始めてみたいという方は、ぜひ北陸銀行の投資信託をご検討ください。
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