ローン
2021年00月00日
住宅ローン完済後は、毎月の返済から解放され家計に余裕が生まれる家庭も多くなることと思います。次のステップとして、充実したセカンドライフを実現するための準備を進めるのがおすすめです。
この記事では、住宅ローン完済後の余剰資金の使い方や家計の見直し方、セカンドライフの準備方法について解説します。
住宅ローン完済後は、返済のプレッシャーから解放されるのはもちろん、金銭的にも余裕が生まれやすくなります。
この章では、住宅ローン完済後に考えるべきことを解説します。
住宅ローンを完済すると、これまで返済に充てていたローン分の出費を自由に使えるようになります。例えば、毎月10万円のローン返済をしていた家庭であれば、10万円分自由に使えるお金が増えます。
住宅ローン完済後は、充実したセカンドライフを実現するための資産形成に注力できるでしょう。資産形成とあわせて、理想としているセカンドライフを送るためにも、これから必要になる出費について検討し直すことをおすすめします。
退職して本格的にリタイアすると、給与収入がなくなります。主に年金収入と貯蓄の取り崩しで生活を送るため、支出を抑えて健全な家計を運営する重要性が高まるでしょう。
住宅ローンの返済から解放されて余裕が生まれたら、資産形成を通じて老後生活に備えるのがよいでしょう。
住宅ローンを完済したあとも、住宅に関する一定の支出は残ります。固定資産税や、住環境を維持するための修繕費が代表的です。
住宅ローンの返済がなくなるとはいえ、一定の支出は発生することを考慮したうえで、いくら資産形成に回せるのかを考えるようにしましょう。
充実したセカンドライフを送るためには、健康と経済的なゆとりが欠かせません。厚生労働省の令和4年簡易生命表によると、男性の平均寿命は81.05年、女性の平均寿命は87.09年でした。[注1]
平均寿命は年々延びる傾向にあり、老後のために備えたはずの貯蓄が底をついてしまう「長寿リスク」が注目されています。[注2]
平均寿命が延びている状況において、ゆとりのある老後生活を送るためには計画的な資産形成が欠かせません。例えば、貯蓄性のある保険やNISAなどを活用して、セカンドライフに備えるという選択肢もあります。
老後生活に備えるためにおすすめの方法が、定額年金保険やNISA(少額投資非課税制度)の活用です。
以下で、それぞれのメリットを解説します。
定額年金保険とは、あらかじめ定められた利率で運用される保険商品です。保険料払込期間中に被保険者に万が一のことがあれば、死亡保険金が支払われます。
運用期間終了後は、払い込んだ保険料が年金原資となり、一時金や年金で受け取ることが可能です。利回りはあらかじめ決まっているため、確実性が高く安定的に資産形成を行えるメリットがあります。
NISAを活用して、資産形成を行う方法があります。2024年から始まった新NISAでは、年間360万円まで(制度全体で1,800万円まで)の投資元本を非課税で運用できます。[注3]
本来、投資で得られた運用益に対しては20.315%の税金が課されますが、NISAを活用すれば利益が発生しても税金が課されないため、効率よく資産形成を進められるでしょう。[注4]
NISAはこれから資産運用を検討する方におすすめの制度です。
ただし、投資で利益が出ないとメリットが得られません。また、そもそも投資信託などのリスク資産に投資する必要があるので、リスクのこともよく考えてから始めましょう。
住宅ローン完済後は、余剰資金が生まれやすくなります。固定資産税や修繕費などの費用はかかるものの、住宅ローンの返済と比較すると負担は軽くなるでしょう。生まれた余剰資金は、充実したセカンドライフの実現に向けて活用しましょう。
具体的な方法として、定額年金保険やNISA、その他にも様々な選択肢があります。それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った方法で資産形成を進めていきましょう。
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