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2021年00月00日

走行距離10万キロが買い替えタイミングなのは本当?車買い替え時にも役立つ知っておきたいポイントは?

「総走行距離10万キロが買い替えのタイミング」といわれることがあります。これは本当なのでしょうか?
また、自動車の買い替え時期は走行距離だけで判断できるものでしょうか。今回の記事は、車買い替え時期だといわれている「走行距離10万km」の理由について、また買い替える際のポイントについて解説していきます。

走行距離の確認の仕方

走行距離はオドメーターとトリップメーターで確認できます。
オドメーターは車が走った総距離を計る計器で、トリップメーターは一定の間に走った距離を計測するものです。

今回のように買い替えの文脈ででてくる走行距離はオドメーターで計測する距離のことです。

オドメーターが故障してメーターを新しく取り換えた場合には、実際に走った距離と、オドメーターに表示される数値に差がでる可能性がありますので、オドメーターの故障や交換が行われたのか、過去の整備記録を見て確認しておきましょう。

走行距離の平均は?

ソニー損保の「2021年 全国カーライフ実態調査」によると、年間の走行距離の平均は約6,200kmとされています。走行距離別の利用者割合をみてみると、近所の買い物などが主な用途と思われる年間3,000km~5,000km程度の距離を運転されている方が最も多いようです。

[出典元]ソニー損害保険株式会社(https://www.sonysonpo.co.jp/)「2021年 全国カーライフ実態調査」

走行距離は10万kmが目安と言われているのはなぜ?

「総走行距離10万kmが買い替えのタイミング」と言われている理由は、「寿命」と、「中古市場での需要が下がる」ことの2つが関係しています。
ここからは、この2つの理由について詳しく説明します。

エンジン内の消耗品等の寿命を迎えることが多いから

まず1つ目の理由は、消耗品、部品、パーツの交換時期といわれているのが10万kmであるためです。

車が10万km走行すると部品の破損や劣化といったトラブルが起きやすくなります。10万km走行し、劣化しやすい代表的な部品として「タイミングベルト」があげられます。タイミングベルトとは、エンジンの中にある部品で、エンジンの燃焼と排気のタイミングをスムーズにする役割を担っています。このタイミングベルトが切れてしまうと、正常な作動ができなくなり、エンジンに深刻なダメージが出てしまう可能性が高くなります。他の消耗品もタイミングベルトと同様、走行距離10万kmが寿命であるといわれるものがあります。ただし、各部品のメンテナンスを定期的に行っていれば、20万キロでも走行が問題なくできる場合も多いといわれています。

中古市場での需要が下がり、買取金額が下がるため

理由の2つ目は、大幅に買取金額が下がってしまうことです。
前段で説明した通り、10万km走った車は消耗品などの部品や車のさまざまな箇所に不具合が起きている可能性があるとみなされて、中古車としての需要も一気に下がってしまう傾向にあります。
そのため、買取価格が下がってしまう総走行距離10万km手前が買い替えの時期であると考えられています。

走行距離だけでない、車の買い替えタイミングの判断の仕方

買い替えの時期を判断するために、走行距離は大事ですが、もう1つ新車登録からの年数も重要な指標です。

新車登録からの年数

新車登録からの年数が大事なのは、故障やメンテナンスの際の部品がメーカー側に残っていない可能性があるためです。

総走行距離が10万kmを超えて車のエンジンなどの部品が劣化しても、ほとんどの部品は交換可能で、修理できる場合があります。
こうして、壊れた箇所の部品を交換すれば買い替えることなく乗り続けることができます。

しかし、自動車メーカーの中には生産終了から10年間が自動車部品の保管の目安となっているところもあります。(それより短い場合もあります。)
そのため、修理の部品がなかったり、メーカーから入手しにくくなる可能性があります。
また、現在新車登録から13年経つと「自動車税(種別割)」※や、車検の際にかかる「自動車重量税」が増税されるしくみになっており、そのタイミングで買い替える方もいらっしゃいます。

※ディーゼル車の場合は11年です。

走行距離は自動車保険料にも影響

任意保険料は、年間走行距離によっても変わる場合があります。一般的に、走行距離が長いと事故リスクが高くなるため保険料は高くなり、走行距離が少ないほど保険料は安くなります。

詳しくは、ご自身の加入されている、または加入予定の自動車保険の「走行距離区分」についてご確認ください。

中古車を購入する場合なら、走行距離も大事な指標

中古車として売り出されている車は、総走行距離を基準として、「3万km」と、「5万km」と、「10万km」の区分で売り出される場合が多いです。
比較的新しめのキレイな車が良い場合には3万km、価格と品質のバランスを重視して選ぶ場合は5万km、とにかく安い車が良い場合は10万kmといった風に、自分の用途や目的に合った総走行距離の車を選ぶためのポイントを押さえましょう。

  • 走行距離3万km
    年式や見た目はもちろん、消耗品などの部品にも問題がない可能性が高い3万kmは、見た目などに古さを感じたくない人にオススメです。
    年式が新しい車であれば年数も経過していませんので車体の状態も良好ですし、古い車であっても傷が少ない場合があります。
    新車と同じような中古車の購入を考えている方は、3万kmの車を選択することで満足度の高い買い替えができるでしょう。
    しかし、状態が良いぶん販売価格は下がりにくい傾向があります。
  • 走行距離5万km
    一般的に考えるとおおよそ5年~8年ほど走った車ということになります。2度目の車検の際に買い取られた車と言い換えることもできるかもしれない走行距離5万kmは、価格と品質のバランスを重視する方にオススメです。
    5万kmを超えたあたりから販売価格が下がることから、適度な状態で価格も安く高コスパな車といえます。
    消耗品などの部品の交換が必要になることは多くないので、当面修理などの心配のない車を探したい方にも向いています。
  • 走行距離10万km
    メンテナンスが丁寧にされている場合には問題がない10万kmは、とにかく低価格で中古車を購入したい方にオススメです。
    普段の生活の足として車に乗る以外にはあまり乗る機会がないという場合には、激安価格で購入できることもあり購入費用が大きく抑えることが可能でしょう。
    車の寿命は近年では車の性能が向上し、10万kmを超えた車でも問題なく走ることができるようになりました。
    総走行距離が10万kmを超える中古車の購入を検討する際には、部品の交換履歴の有無など、しっかりと行き届いたメンテナンスが行われているのかを確認しましょう。

車の買い替えで考えておきたいマイカーローン

車を購入するタイミングで考えておきたいのがマイカーローンです。

車を購入するにはまとまったお金が必要ですので、貯金が一気に減ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
「自分の手元にあるお金を計画的に使いたい」という方や、「通勤や買い物、お出かけなど、車を日常的に使う機会が多いため車は妥協せず選びたいけれど、手元資金が心許ない」という方はマイカーローンの利用がオススメです。

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