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2021年00月00日

良い物件の定義とは?物件を購入するときのポイントを紹介

良い物件の定義とは?物件を購入するときのポイントを紹介

家を買うときには、良い物件を購入したいと考えるのが一般的でしょう。しかし、良い物件に明確な定義はありません。また、実際に住んでみないと物件の良い面と悪い面は分からないものです。
今回は、家を購入したあとのミスマッチを防ぐためのポイントを紹介します。自分にとって良い物件を探し、快適な住環境で生活を送りましょう。

周辺環境は実際に足を運んでチェックしよう

周辺環境をチェックするときのポイント

購入を検討している物件の周辺環境は、実際に自分で足を運んで確認しましょう。不動産のチラシでは「生活至便」と記載されていても、どう感じるかは個人差があるためです。

現地を調査する際には、スーパー・病院・学校などの周辺施設やハザードマップをチェックするとよいでしょう。また、交通の利便性や建物の状態をチェックし、快適に暮らせそうか、家族全員が安心して暮らせそうかを確認しましょう。

マンションを購入するならZEH住宅の認定を確認し、内見を通じて耐震性や防音性を要チェック

マンションを購入するときのチェックポイント

マンションの購入を検討している場合は、ZEH住宅の認定を受けているかを確認しましょう。ZEHとは、高断熱の壁や窓、高性能の省エネ機器などを導入した住宅です。

また、物件の基本情報の確認や内見を通じて、耐震性や防音性をしっかりと確認しましょう。耐震性に関しては、耐震基準(建築物の耐震能力を測る基準)や築年数を確認すれば、耐震性が高いか把握することができます。

マンションに住む際に気になるのが、上下左右の部屋に住んでいる人との間で発生する騒音トラブルです。小さい子どもがいる家庭やペットを飼育している家庭は、防音性が高いか確認しましょう。

一度だけでなく、複数回の内見を通じて、防音性を確認することをおすすめします。可能であれば、異なる曜日(平日と土日)・時間帯に内見して、情報を収集しましょう。

ほかにも、生活の利便性に関してチェックするために、駐車場や共用のゴミ置き場の有無、管理状況をチェックすることをおすすめします。

戸建てを購入するなら築年数の確認と内見で耐久性やデザインを確認する

戸建てを購入するなら築年数の確認と内見で耐久性やデザインを確認する

戸建てを購入するときのチェックポイント

戸建てを購入するときは、内見を通じて耐久性やデザインを確認するとよいでしょう。新築や築浅の物件は十分な耐久性を備えていると考えられますが、年数が経過している中古戸建ては、内装や外壁などの耐久性に問題がある可能性があります。

特に築年数が10年以上経過している物件に関しては、耐久性に問題がないか、不動産会社を通じて確認することをおすすめします。

必要な設備や耐久性を確認し、ひび割れや雨漏りがないか確認するとよいでしょう。また、生活しやすい間取りや広さの家に住めれば、快適な日常生活を送れると考えられます。具体的には、収納スペースの配置や自然光の取り入れ方、室内の動線計画などを確認するとよいでしょう。

モデルルームを見学するときはグレードや施工精度をチェックする

モデルルームを見学するときのチェックポイント

モデルルームを見学する際には、グレードや施工精度を確認しましょう。具体的には、展示されている設備や内装が標準仕様なのか有料オプションなのか、使用されている設備の性能は優れているのかを確認します。

施工精度に関しては、気密性が高いかどうか、ドアや窓の開閉がスムーズかどうかを確認するとよいでしょう。なお、モデルルームはあくまでもイメージであるため、実際の間取りを想像し自分の理想とミスマッチがないか確認することが大切です。

物件購入時の失敗事例

物件を購入したあとの失敗事例としては、予算の見積もりが甘く当初よりお金がかかってしまったり、実際に住んでみると不便さを感じたりするケースがあります。

ほかにも、昼間の時間しか内見しなかったため、夜の生活音や車の走行音の大きさに気付けなかったというケースも考えられるでしょう。

物件を購入する際には、居住後の生活を具体的にイメージすること、昼間だけでなく夕方以降の雰囲気も把握することが大切です。

あわせて、普段の生活で利用する機会が多いと考えられるスーパーマーケットやドラッグストア、医療機関などへの距離感も確認しましょう。引っ越し後の日常をイメージしながら、客観的に生活の利便性を考えることが大切です。

まとめ

家を買うときには、購入前に周辺環境を調べるために現地へ足を運んだり、物件の設備や耐震性能などを確認したりすれば、自分にとって良い物件を見つけやすいでしょう。

また、マンションと戸建てでは確認すべきポイントが異なります。マンションの購入を検討している場合は耐震性や防音性を、戸建ての購入を検討している場合は耐久性やデザインを確認することがおすすめです。

住宅の購入を検討している、住宅ローンに関して相談したいことがある方は、ぜひ、北陸銀行にご相談ください。